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川村元気『億男』を読んだ感想。お金で幸せは買えるのか?

こんにちは!りょっぴです。

 

川村元気の「億男」を読みました。

億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)

 

 
ぼくがこの本を知ったのは書店で大々的に、「億男」が2018年秋に映画化すると広告が打ってあったからです。「億男」という題名も何か惹きつけられるものを感じませんか?「お金と幸せとは何か」について深く考えさせられたので「億男」を読んだ感想を書いていきます。

 

 

あらすじ

借金を負っている主人公が宝くじで3億円を当てます。親友にそのことを話すと、親友は3億円を持って失踪してしまう。親友の居場所を探るため、親友と関係があった人と出会う。出会った人との会話を通じて「お金とは何か」「幸せとは何か」についてを主人公が学んでいきます。

 

お金の価値が変わろうとしているいまの時代に、この本が出版され映画化されることは大きな意味があると感じます

去年の2017年は「仮想通貨元年」とも呼ばれ、テレビでもbitFlyercoincheckをはじめとする仮想通貨取引所のCMを見たことがあるかと思います。出川哲朗さん出演の「じゃあ教えてよ。なんでビットコインはコインチェックがいいんだよ、兄さん。やっぱ知らないんだあ。」でお馴染みのあのCMです。出川さんの演技がおもしろくて好きだな(笑)

 

1月26日にはコインチェックから仮想通貨NEMが流出したことでニュースで話題になりました。様々なメディアで仮想通貨が取り上げられ、たくさんの人が仮想通貨の存在を認知するようになりました。しかし、メディアの報道ではお金稼ぎやそれに関連した詐欺などと「仮想通貨はなんだか怪しい」と感じさせるものが多かった。本来は新しい通貨として生み出されたものなのに、、、正直ぼくも仮想通貨について深く知っているわけではないのですが、新しいお金であり既存の社会システムを変えうる可能性があることはわかっています。

 

また、佐藤航陽さんは著書「お金2.0」のなかで10年後には全く新しい経済圏が生まれてくると言っていました。まだ「お金2.0」は1周ざーっと読んだ程度で、内容の整理ができていないので早くもう1周したいです。

 

つまり、お金のあり方が大きく変わろうとしているのは間違い無いのです。
そしてこの「億男」を読むことで「お金と幸せ」について深く考えることができます。

 

億男=億りびと

彼は宝くじで3億円を当てましたが、現実の世界でも億男になった人は現れています。またまた仮想通貨の話になってしまうのですが、仮想通貨のトレードで資産が1億円を突破した人のことを「億りびと」って言うんです。この小説の主人公一男と似ていませんか。あくまでぼくの想像なのですが、川村元気さんは「億りびと」と「億男」を重ねてこの物語を作ったのではないでしょうか?もしそうであれば、ぼくたちは小説「億男」から「お金と幸せ」についてを学ぶ必要があると感じました。

今回は「お金と幸せ」のうち、幸せについてを考えてみました。お金についてはまた記事を書きますのでお楽しみに!まだ20年しか生きていないお子ちゃまなぼくですが、みなさんが「幸せとは何か」を考えるきっかけになればと思います。

 

幸せとは何か?

まずは、参考程度に国連が発表している世界幸福度ランキングを見てみましょう。
2016年から2018年までの日本の順位はこんな感じ。

2016年:53位 2017年:51位 2018年:54位 

なんとも言えない順位じゃないですか?日本って経済活動の水準を表すGDP国内総生産)では上位にランクインしています。2017年は3位でした。世界の中では裕福な方なのに、幸せじゃないってどういうこと?幸せはお金で買えないとはまさにこのことなのかと感じます。

ここまでランキングを引用しておいて言うのもどうかと思いますが、そもそも日本人って楽しくなさそう。電車に乗っている人や街を歩いている人を見ていても、楽しそうに生きている人ってあんまりいない。ぼくはインドや東南アジアに旅行に行ったことがあります。どの国に行ってもその国の人たちは楽しそうに生きている印象を受けます。日本よりも治安は悪いし、生活環境も良くないのに、、、

まずここまででわかったことは「どうやら幸せはお金とは別のところに存在する」ということ。じゃあどこにあるの?ってことで「億男」からちょっと引用。

幸せはすぐそばに落ちている

小説の内容とは関係がないのですが、この本の最後に映画に出演する高橋一生さんが解説を書いていて、そこからの引用です。

もしかすると、知ることは知っていたことに気付くことで、旅をするのは、巡り巡って旅の最初に立ち戻ることなのかもしれないと思うのだ。
答えははじめからある。
それを人生で感じることが多くなってきた。
このまま僕も僕の旅を続けようと思う。(P.242より)

高橋一生さんのこの解説は心に刺さりました。
真理を言い当てているように思います。

また辞書で「幸福」と調べてみると、

[名・形動]満ち足りていること。不平や不満がなく、楽しいこと。また、そのさま。しあわせ。

とあります。すでにいまの生活に満ち足りていると感じることが大切。
「満ち足りている」とは幸せはすぐそばに落ちていることではないでしょうか。

高橋一生さんの引用と辞書で調べた「幸福」の意味から、
幸せは日々の生活の中にあふれている。
日々の生活を見つめ直すことで幸せを感じることができるのではないか。
と感じました。灯台下暗しってやつです。僕らが気づいていないだけで幸せのヒントは案外近くに隠されている。

「そんじゃああんたよ、日々の生活を見つめ直すにはどうしたらいいのよ!」

その答え、ぼくはもう見つけてしまいました。
日々の生活を見つめ直すには感謝することが大切です。

感謝しろ!

なんだか宗教チックになってきました(笑)

感謝することって感謝する対象に意識を向けないと難しいですよね。
感謝する対象を意識することが日々の生活を見つめ直すことにつながります。

毎日朝ごはんを作ってくれるお母さん、ぼくの大学の学費を払っているのは父親。
でも、世の中には両親がいない人だっている。ぼくは両親の元に生まれて、ここまで育ててもらいました。両親がいるだけで幸せ者なんですよ。

それは両親に限ったことではなくて、ぼくたちは生まれてから多くの人に支えてもらって生きている。人だけではなく物も同じです。つまり、この世の全ての存在に感謝することが幸せに繋がると思うのです。

当たり前と思っていることが、他の人にとってみれば当たり前ではない。
当たり前だと思っていた存在に目を向けて感謝をしよう。

正直ぼくは言葉に出して「ありがとう」というのが恥ずかしいです。
言葉に出していうのが恥ずかしいなら態度で示してみよう。気持ちは絶対相手に伝わるはずです。ぼくはこれから感謝を忘れずに生きて、いまから幸せになります。

まとめ

ここまで、川村元気さんの小説「億男」を読んで、「幸せってなんだろう」
と考えてみました。最後にぼくが考える「幸せとは何か」についてまとめます。

幸せはお金では買えない。
どうやら幸せは日々の生活にあふれている。
その幸せに気づくためには感謝する。
感謝をすることで幸せになれる。

両親への感謝の気持ちを書いている途中で泣きそうになりました。
ぐわぁ〜って込み上げるものがありました。
感謝って本当に大切だと思います。
「億男」を読んだからこそ深く考えられました。映画が上映されたら1番乗りで観に行こうと思います!

そんじゃあ今日はここまで!GOODBYE!!!